juncoop5のページ

BBS(クラシック音楽専用)


バッハを中心とするクラシック音楽についてどんどん書き込んでください。
お待ちしています。

目次
過去記事 <<(全1000件)>>

From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2005 02/12 20:33 編集 返信

ダールですね!

 いやはや、やはりルシー・ファン・ダールはいいですよ。僕も好きな演奏です。あんなにいい演奏が、あんなに安く買えるなんて、世の中すばらしい。僕は、現在、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータを、クイケン(新・旧)、寺神戸、ダール、BMSバッハエディション、グリューミオー、クレーメル(パルティータのみ)の演奏で所有していますが、ダールの演奏は、中でも優れた方ですね。一番くらいかもしれません。

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 02/12 20:11 編集 返信

モーツァルトそしてバッハ

ピアノ協奏曲は良いですねー。
モーツァルトの神髄のひとつかもしれません。

特に23番は好きです。

この曲はブレンデル、ペライヤ、アシュケナージ、内田光子、グルダ、バレンボイム等で聞き込み
ましたが、今は、ゼルキンが好きです。

27番とのカップリングで晩年のゼルキンが録音したCDです。今まさに落ちなんとする熟した
果実の味わいです。

さて、バッハに戻りますが(^^;)

昨夜は久しぶりに、ルシー・ファン・ダールの無伴奏VNソナタを聴いて感動しました。

無伴奏VNはモダン奏法だと和弦がギャッと言う感じになって苦手なのですが、ピリオド派は
なめらかなボーイングでマイルドに演奏するので好きです。

中でもダールはバロック奏法の最先端で、この点では師のクイケンをしのいでいると思う。

クイケンと言えば、最近、モテットに凝っています。
ライブですが、有機的で熱気にあふれたとても良い演奏です。

From juncoop To at 2005 02/12 14:45 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんにちは〜。連休をいかがお過ごしですか?

今日は、モーツアルトのピアノ協奏曲第20、23,27番、ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番などを聞きました。モーツアルトの協奏曲・・よろしいな〜。私がいつも感動するのは第2楽章、あの優雅さは、モーツアルトならではの美しさがあります。



【今日の音楽】


●バッハ/パルティータ第1番〜第3番BWV.825〜827

トレヴァー・ピノック(チェンバロ)

1998年録音/BMSバッハ・エディション

ピノックのアルヒーフに録音した1回目の全曲録音はまだ聞いたことはありませんが、この98年の録音はレオンハルトにも及ぶ優れた演奏ですね。やはりバッハのクラヴィーア作品は古楽器チェンバロで聴きたいところ。特に1番の優雅さ、愛らしさ・・。心安らぎます。第2番の厳格さ、苦悩は1番とは対象的ですね。第1曲シンフォニアのフーガは素晴らしい・・。アルマンドの悲しさは胸に染みる。第3番の冒頭ファンタジアは、理屈ぽいヒネた旋律がまた憎い・・。このなんとも理屈ぼさの中に哀愁があり、悲しみが伝わってきます。パルティータの中で私は第3番がとても好きです。第3曲クーラントの渋さ、第4曲サラバンドの有名な悲しみの旋律、このサラバンドはまるで「涙の日」です。第5曲ブルレスカの厳しさ、良いですね。





From juncoop To at 2005 02/11 20:25 編集 返信

無  題

こんばんわ〜  たった今、京都から戻ったところです。美山町の茅葺屋根の里・・・寒いよね・・。


「僕は、自分がクラシックファンである、などと思ったことは一度もなくてですね、ただの音楽ファンなわけであります。ベートーベンもクリフォード・ブラウンもストラビンスキもクリムゾンやサンタナも皆同じ、高橋真梨子の・・・」

montさんの音楽趣味をかいまみましたね。

私の場合はちょっと違う・・。

私は、バッハ・ファンと常日頃思ってまして、それ以外として、チャイコフスキー、マーラー、マイケル・フランクス、ルーサー・ヴァンドロス、平原綾香などが好きです。最近はエグザイルも気になります。八代亜紀の舟歌がやっぱり最高ですかね。

キングクリムゾンがお好きということで、これは、エイドリアン・ブリューというギターリストのいたバンドでしたっけ?確かプログレのはず。ピーター・ガブリエルという人もいたかいな?ブライアン・イーノという人もいたかいな?記憶が混乱してきました。クリフォード・ブラウンは、ジャズで有名ですね。サンタナはボズ・スギャッグスのバラードのソロを弾いたことで有名でした。有名なギタリストですね。高橋真梨子の名前はよく聞くが、実際の歌は知りません。


ところで、ヌジコアさん、
クレンペラーのロ短調ミサ手に入れられましたか?さすがにお耳が高い! あのクレンペラーのミサロ短調はかなりいい出来ですね。私はヨッフムと並んで、お気に入りの演奏です。クレンペラーのはリヒターよりいいと思ってるぐらいです。


From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 02/11 16:25 編集 返信

ノン・タイトル

モーツァルト談義は「もー終わると」な? ナーンちゃって(^^ゞ

それにしてもスッゴ面白かった〜、え?私の寒ギャグの方じゃてくて・・・

告白しますと、
僕は今まで結構モーちゃんをけなすような書き込みを、あちらこちらでやってきたような
覚えがあるんですが、まあ〜ワタシのバヤイ、愛情表現の一変種みたいなものですから。

ディベルディメントなんか好きでしたね。多分、今でもけっこう聴けるような気がする。
以前、大好きだったのはエクスルターテ・ユビラーテ。
これが聴こえてくると、必ずと言っていいほど、いつのまにか一緒に歌っていたなぁ〜
でも、ついこの前(マティスで)聴き直してみたんですが、後半の「アレルヤ」になると
コロラトゥーラがやたら耳について「ウッヘ〜」ってな気分になりました。

まさかモーちゃんの時代だから、ベルカント・オペラって程ではないにせよ、今の僕は
あの狂人的なソプラノのコロには、とてもついて行けない体になってしまったようで・・・
多分これって「マタイ聴き」の影響だろうと。(そんな自分がイトオシクも思えるこの頃)

でも、モツレク前半のフーガは今でも大丈V!実に素晴らしい。キーリーエー♪

そう言えば去年、家族で行った唯一のコンサートは紀尾井ホールでのフォーレクでした。
あの曲の(超抑制された)ティンパニの用法は大好きで、すごい効果だと思います。
レレレ?話題が変わっちまった。

でも僕は、自分がクラシックファンである、などと思ったことは一度もなくてですね、
(むろん、バッハのファンである事は否定のしようもありませんが・・・曝)
ただの音楽ファンなわけであります。

ベートーベンもクリフォード・ブラウンもストラビンスキもクリムゾンやサンタナも皆同じ
高橋真梨子のライブなんか最高!

ライブと言えば、昨年末になんばグランド花月で観た吉本新喜劇。
世の中にこんなオモロイものが存在するとは思わなかったなあ(ホトホト)

From nujikoa To at 2005 02/11 12:24 編集 返信

ではぼくもバッハに戻ります

juncoopさん、気合ですよ!車中泊ですよ!(笑)
まぁこの3連休は、リフトに乗るだけで大変でしょうね。
僕は先週末、島根県の「瑞穂ハイランド」に行ってきました。
九州に移り住んでから「スキーは縁遠くなるかな」なんて思ってましたが、とんでもない、身近にこんなに良い(雪質、レイアウト、アメニティ)スキー場があったんですね・・・
少し混んでましたが大満足でした。

さてさて「クレンペラーのロ短調ミサ」聴きましたよ!
・・・いやいや、言葉もありません・・・
これは凄いですね。
この演奏を「大時代的」「古さを感じる」と評する人の気がしれません。「時代」を超越した演奏ですね。
感動のカタマリを「ドーン!」と受け取ってお腹いっぱいです。(^^;

それにスタイルも古くない(ついでに:編成も小編成らしいですね)。
前にモーツァルトのときにも書いていたのですが、
クレンペラー/フィルハーモニア管の「フルート」の独特な音色が気になっていました。
ロ短調ミサでも「ドミネ・デウス」「ベネディクトゥス」で天国的な響きを聞かせてくれます。
すこし冷静に言い直せば、驚くことに「最近のピリオド・アプローチのオケにそのまま入っていけそうな音色」です。
ヴィブラート控えめな、素朴な音で、トラヴェルソに近いような音に聞こえます。

で、ネットで少し調べてみたら、
「いまでは途絶えてしまった『イギリス伝統の木管フルート』」なのだそうで。
「今では世界中が「French school」−メタルフルートで典雅なヴィブラートを響かせる−になってしまったが、この時代のフィルハーモニア管には『英国スタイルの最後のフルーティストが70年過ぎまで生き残っていた』」のだそうです。
・・・一つ利口になりました・・・^^
(すみません、皆さんには釈迦に説法でしたね。。。)

Skunjpさん、ヴェルナーのセット、CD10枚で5000円なら「超お買い得」ですね!激しく心が動かされます(^^)
しかし・・・最近モーツァルトを買い込んでお金使いすぎてるので・・・HMVキャンペーンの終了時期をにらみながらしばらく我慢、です(涙)

では、また♪

From juncoop To at 2005 02/11 10:53 編集 返信

ヴェルナーのカンタータ(モテット)118番

skunjpさん、まあその時の心境としましては、彼女よりモーツアルトの方が好きだったのかもしれません・・。タハハハ(汗)
ところでバッハがなかったら生きていない・・というのも衝撃的な告白ですね。私も若いときから現在に至るまでバッハが人生の支えになったことは確かです。




●バッハ/カンタータ第118番(モテット)「おおイエス・キリスト、わが命の光(O Jesu Christ mein's Lebens Licht)」BWV.118(1736/37)[choOrch][1曲]

フリッツ・ヴェルナー指揮
ハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団/プフォルツハイム室内管弦楽団

ワーナークラシックス/ヴェルナー・バッハ集第3巻【推薦】

この音楽は1楽章だけの短い合唱なんですが、ヴェルナーの演奏とても感動します。BWV118はいろんな演奏があり、ガーディナーとかリリングで音楽は皆さんご存知かとは思いますが、編成としてはヴェルナーの場合、弦、ホルン、木管、通奏低音の全合奏を伴奏にして壮大なカンタータの冒頭合唱のような感じになってます。その表現が、とても素晴らしい。荘厳・重厚で優しく歌われていてホルンの響きがとても印象的。この曲は元々LPでは、カンタータBWV200と一緒に入っていたのですが、ヴェルナーの演奏はとても優しいです。このBWV118は聴く値打ちはあります。


BWV 118
O Jesu Christ meins Lebens Licht
おおイエス、わたしの命の光よ

1. [Chor] 1.[合唱]
O Jesu Christ meins Lebens Licht おおイエス、わたしの命の光よ
Mein Hort mein Trost mein Zuversicht わたしの宝、わたしの慰め、わたしの確信よ、
Auf Erden bin ich nur ein Gast 地上ではわたしはただの招かれ人に過ぎず
Und drückt mich sehr der Sünden Last. 罪の重荷に押さえつけられています。



From Skunjp To at 2005 02/11 10:34 編集 返信

人生

>冷酷にもアマデウスに夢中になっていたために、「後で電話するか ら・・」といって電話を切り
 まして、この事で、彼女との別れのきっかけになったのは言うまでもありません・・。

そうですか。モーツァルトのせいなんですね。

モーツァルトがいなかったら、junさんは今の奥さんと結婚していなかったことになるカモ。

ひとりの作曲家の存在で人生が変わる・・・興味深いお話です。

僕もバッハがいなかったらどうなっていたか、と思います。

もう、この世に存在していなかったりして・・・

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 02/11 10:22 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんちは・・。今日から3連休で、スキーでも行こうとか思っていたのですが、どこもスキー場は宿泊客満員のようです。もっと早くから押さえておくべきでした・・。


【今日の音楽】



●バッハ/管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068

●ヘンデル/合奏協奏曲第5番、第10番 作品6

●グルック/歌劇「アルチェステ」序曲

フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

1948〜1954/ドイツ・グラモフォン

フルトヴェングラーのグルックのアルチェステ序曲は、この音楽自体あまり有名ではありませんが、かなり優れた音楽ですね。かなり短調で暗い感じなのですが、とても情熱的で悲壮感があります。古典派の音楽という感じではありますが、フルトヴェングラーによる演奏は重厚で悲痛、訴えがかなり強い。しかも音楽そのものはベートーヴェンの序曲を聞くような胸に迫る感動があります。音楽はどちらかというとモーツアルトのような感じがしないでもないですが。


From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 02/11 10:13 編集 返信

ちょっとバッハに戻ります

皆さん、オハヨウございます。

ついにヴェルナーのカンタータ集Vol.1を「定価で」買いました。
僕が定価で買うのはよっぽどのことです。

Vol.2は幸いにも3kであったのでラッキーでしたが、Vol.1はいくらさがしても
中古ではなかった。そこで、清水の舞台から飛び降りるつもりで定価で買いました。
(といっても、15000円がキャンペーン特価で約5000円ですが・・・HMV)

・・・そして、その甲斐あった!(^_-)

とりあえず82番を聴きましたが、マクダニエルですか、この人の歌にしびれました。
昔懐かしい歌いまわしの中に、歌手の優れた人品が匂い立つような演奏です。
(まあ、僕にはそう感じられる(^^;)心からホッとする表現です。

ヴェルナーの指揮の特徴はいろいろありますが、目立つもののひとつに「合唱を
絶対に叫ばせない」ということがあります。そこから独特のしみじみとした落ち着きと、
大人の風格がにじみ出てきます。

もちろんこれは緊張感、あるいは刺激の欠如につながるので、若い人にはダメかも
しれません。

でも僕は好きですねー。トシかなー。

器楽陣もピエルロ、シャンボンのOb、アンドレのTp、ラリューのFl、バルヒェットのVn、
オンニュのFg、あとヴェンツィンガーがピッコロチェロを弾いていたりとか、すぐれた
バックを付けています。

From juncoop To at 2005 02/10 22:57 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんは・・・。今晩はドラマ「優しい時間」を見ます。


【今日の音楽】


●チャイコフスキー/交響曲第6番変ロ短調作品74《悲愴》

ワレリー・ゲルギエフ指揮キーロフ管弦楽団

1999年/PHILIPS

ゲルギエフの99年録音の悲愴、ウィーン・フィルより激しいかも・・。この曲は今から25年前に高校生の感じやすい年頃に初めて聞いて凄いショックを受けました。演奏はムラヴィンスキーとレーニングラード・フィルでした。ムラヴィンの演奏で悲愴という音楽に固定観念が出来てしまったのは言うまでもありません。それほどムラヴィンの演奏は良かったので、それ以降カラヤンを聞いても感動もせず、ムラヴィンばかり聴いてました。ですから悲愴を手に入れるのも久しぶりの事です。ゲルギエフの演奏はかなり激しいのですが、ムラヴィンのすさまじさ、華麗さとか、絶望感といったものでは、ちょっと及ばないものはあります。しかしムラヴィンに迫る演奏ではあります。何かと言うと訴えの強さですかね・・。



From juncoop To at 2005 02/10 21:27 編集 返信

モーツアルトの思い出 その4

今晩は冷えますが、モーツアルトのピアノ協奏曲第20番を聞きながら書いてます。

さて、「アマデウス」からは、ドン・ジョバンニのあと魔笛の作曲にとりかかり、歌劇のシーンが出てきますね。夜の女王のアリアの素晴らしさ、パパゲーノの愛らしい音楽の数々。この魔笛の音楽はとても素晴らしいのですが、未だにこの歌劇の物語の意味が理解できないところがあります。そして上演中に倒れるモーツアルトはサリエリによって自宅に運ばれ、口述によるレクイエムの作曲をサリエリの助けで行いますが、レクイエムの素晴らしさを分析するようなシーンで素晴らしかったですね。モーツアルトの葬儀で「涙の日」が流れ、とても悲しい場面でもありました。あの「涙の日」は何回聞いても感動します。最後に神父に対してサリエリが精神病院で告白を終わるとき、今かかっているピアノ協奏曲第20番の第2楽章が安らぎを与えるように流れて映画は終わりました。


モーツアルトの音楽は、明るく華麗で美しい音楽は当然素晴らしいのですが、短調の作品の深さはもっと素晴らしいと感じます。例えば、ピアノ協奏曲第20番の第1楽章、ドン・ジョバンニ序曲、大ミサハ短調のキリエ、レクイエムなどです。その他、ピアノ・ソナタ第12番K.332の第2楽章のような愛らしい作品、ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲、ディヴェルティメント第15番KV287、クラリネット協奏曲、ヴァイオリン協奏曲第5番、ハフナー・セレナーデなど、思い出すと傑作が一杯出てきます。

モーツアルトの音楽はバッハ同様に優れた作品がかなりありますから、語り尽くすことは出来ません・・。まさに名曲の源泉ですね。



From juncoop To juncoop5@goo at 2005 02/10 16:53 編集 返信

モーツアルトの思い出 その3

映画「アマデウス」では、音楽の才能が秀ているモーツアルトは宮廷での地位にも恵まれず、貧困に苦しみ、さほどの大作曲家でもないサリエリエが宮廷作曲家となって裕福であったのですが、音楽を理解しているサリエリはモーツアルトの素晴らしい才能を内心は認め、そのため嫉妬する訳ですが。これをバッハとヘンデルに置き換えるとヘンデルには失礼かもしれません。しかしヘンデルが有名で絶大な人気を博したのは、やはり当世風の音楽を書き、聴衆にわかり易い音楽であった事は、サリエリと似た感じもします。バッハやモーツアルトはあまりにも音楽が時代より先に進み過ぎる優れた音楽を書き、同時代人には理解されなかったのかもしれません。モーツアルトもバッハも鍵盤奏者としての名声がとても当時では高かった事は事実です。作曲家としてモーツアルトは斬新で、バッハは古いフーガとかにこだわり、やはり当時の人には理解出来なかったのでしょうか。
さて映画では「後宮からの逃亡」オペラ・シーンが流れますが、このオペラのトルコ風の斬新な音楽は今聴いても凄いものがありますね。そしてフィガロの結婚では、この戯曲をウィーンの歌劇場で取り上げることについてひと騒動がありましたが、結局上演となり、オペラでの婚礼バレエを入れる入れないの問題も解決することになる。ここで流れる「もう飛ぶまいぞ」のアリアとか最後の「わが妻よ許してくれ」の重唱など素晴らしい場面がありました。モーツアルトは常に風習とか伝統などは全く聞き入れず、常に斬新なアイデアを取入れるという感じが表現されてました。父レオポルド・モーツアルトが登場するとき、あのドンジョバンニの騎士長の登場のテーマが流れる時、とても恐怖感がありましたね・・。あの音楽はやはり恐かったです。そのあと、サリエリが仕向けたレクイエムの依頼者がヴェネチア風の仮面とマント姿で登場するときも、使用され、モーツアルトが父親に対する恐怖のようなものが表現されていました。ドンジョバンニの音楽は、フィガロ同様に名アリアが多く、私は特にアルトの「さぞおわかりでしょう」という復讐を誓うアリアがありましたね。あれが好きでした。


つづく

From juncoop To at 2005 02/10 22:05 編集 返信

モーツアルトの思い出 その2

映画「アマデウス」は私にとって、モーツアルトの音楽の良さを知る決定的な映画となりましたね。確か今から、21年前、大学に行っていたのですが、テレビでアマデウスの映画をやってました。その時、ちょうど、懐かしいのが短大に行ってた彼女がおりましたが、映画で真剣に見てたところ、電話がありまして・・彼女はとても深刻な様子でした。ところが私は、冷酷にもアマデウスに夢中になっていたために、「後で電話するから・・」といって電話を切りまして、その後も電話しませんでした。この事で、彼女との別れのきっかけになったのは言うまでもありません・・。その彼女の深刻な話が何であったのかも未だに謎です。今から思えばなんでかと・・思ったりもしますが。

映画「アマデウス」はモーツアルトの優れた作品が流れまして入門には最適の映画でしたね。多くの優れた作品に出会うきっかけとなりました。 交響曲第25番冒頭から開始されるサリエリエの自殺未遂シーンはとても衝撃的でした。そして回想からはじまっていくのですが。
サリエリの幼少の頃の回想では美しいペルゴレージのスターバト・マーテルがオルガンの伴奏で美しく・寂しく響いておりまして、とても印象が強かったです。ザルツブルク大司教での音楽からは、セレナーデ第10番K.361の第3楽章アダージョで管楽器による合奏で美しい音楽でした。そして、大ミサハ短調、この冒頭キリエの美しさは、感動しますね。はじめは厳粛な序奏と共に厳しい旋律の合唱・・ここまで聞くととても恐い感じなのですが、声楽ソロが入ると、たちまち天使の音楽となります・・。この部分はまるでオペラ・アリアを聞くように美しい。あのソプラノの部分は聞かれたら全身が震えるような感動があります。音楽全体がもう、神の声を聞くという感じですね。美しく、甘い旋律・・。それから、フルートとハープのための協奏曲の第2楽章の華麗さと安らぎ。交響曲第29番冒頭の爽やかさ等、サリエリが「神の声を聞いた」と言う素晴らしい音楽が続きます。音楽は美しいが、映画のモーツアルトはかなり下品に表現されていて、あのギャップがサリエリの感想どおり、面白かったですね。


つづく




From nujikoa To at 2005 02/10 09:33 編集 返信

勝手に分類

先日、映画「アマデウス」のDVDが中古で安売りしてたので
やっと、この名作に触れることができました。
ほんと選曲がいいですね〜

(本当は、そう単純に分類できるもんじゃない、とは分かってますが;)
@暗く劇的な、深淵を覗くようなモーツァルト
A自信満々の笑顔で小躍りするモーツァルト
B緩徐楽章で思いがけず透明な哀しみを見せるモーツァルト

そのどれもがバランスよく聴けて、大満足なのでした。
映画の場面とリンクして強烈に印象に残りますね。
例えば
@ドンG、sym25番、レクイエム・・・
A「もう飛ぶまいぞ」、後宮・・・
Bグランパルティータ、fl&hp協奏曲、p協20番・・・

私は短調作品も嫌いではないですが、
ABのようなモーツァルトが最も好きです。

それに、AとBが微妙に混じり合うような曲は多くて、
(多くのピアノ協奏曲や、pと管楽の五重奏曲、それにフィガロコシ魔笛、etc・・・!)
に、ノックアウトされているのが現状です。
交響曲も(どれも)緩徐楽章が素晴らしいですね・・・聴き返して改めて思い知らされました。

以上 
nujikoa@まだまだ未聴曲挑戦中(^^)アマデオさんの熱いコメント、励みになります!

From juncoop To at 2005 02/10 09:19 編集 返信

モーツアルトの思い出

皆さん、こんちわ〜。

モーツアルトは、バッハほどは詳しくないのですが、私がモーツアルトの音楽に触れたのは、幼少の頃でした。親が持っていた、シングル盤33RPMのレコードでイ・ムジチ合奏団によるアイネクライネナハトムジークでした。とても楽器を歌わせた、おおらかな演奏で、特に第2楽章のロマンツェ?の音楽アンダンテですかね?あの曲にかなり感動したものです。なんとも優雅で美しい音楽ですね。それから、学生時代になり、ピアノ協奏曲第21番 グルダとかワルターの交響曲第40番と第41番などのメジャーなものから入りました。中でも、Pコン21番の第2楽章や、クラリネット協奏曲第2楽章、VnとVaのための協奏交響曲などの第2楽章の美しさはとても素晴らしいですね。映画「アマデウス」でサリエリが「神の声を聞いた」と言ってましたが、その表現がぴったりだと思います。あのような美しい音楽を書く、モーツアルトはやはり、素晴らしいとバッハを聴きながらも思います。バッハにも美しい音楽は沢山ありますが、モーツアルトの美しさとはちょっと違いますね。


つづく


From Skunjp To at 2005 02/09 23:42 編集 返信

短調のモーツァルト

アマデオさん、モーツァルトへの愛がにじみ出た文章、ジンと来ました。

今も僕はモーツァルトで、時々むしょうに聴きたくなる作品があります。

それは短調作品が多く、たとえばピアノ四重奏曲ト短調です。

(ショルティ(p)、メロスSQが好きです)

人間を捕らえてはなさないデモーニッシュな魅力。それは恐ろしくもあまりに美しい。
たとえば黒ダイヤの妖しい輝き・・・(見たことないケド)

うちのカミさんはクラリネット五重奏曲を好んでますが、あまり音楽がわからない人なので、
笑顔のまなこに涙が宿っていることは、たぶん知らないでしょう。

モーツァルトは知っていたんですね。

いやむしろ知りすぎていた・・・




※ジーコはもっと早く選手を替えろ・・・

ひろしことjunさん、お大事に・・・(^^;)

From ひろしです・・ To juncoop5@goo at 2005 02/09 22:33 編集 返信

サッカー

今日のサッカーは興奮しましたね・・!

最後のロスタイムで逆転・・! 2−1 日本勝利・・。

ところで、ちょっと風邪ひいたとです・・。

今日の音楽はお休み・・。

ところで、バッハかモーツアルトかというと・・やはりバッハになるとです・・。

ひろしです・・。


From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2005 02/09 21:11 編集 返信

バッハもいいけれど・・・

 皆さんこんばんは。アマデオです。

 最近モーツアルトの話題で盛り上がってますね。僕はモーツアルト大好き人間なので、色々考えながら読ませていただいております。僕は、モーツアルトの魅力はデモーニッシュと哀しみだと考えております。だからといって決して短調の曲だけが好きというわけではありません。しかし、弦楽五重奏曲K516などを聴くと、モーツアルトに底知れぬ恐ろしさを感じます。彼の手紙を読む限り、僕には親しい友人のように感じられますが、同時に人間存在への深い洞察、そして存在への哀しみを感じてしまいます。確かにモーツアルトは美しい。そして楽しげで優雅です。音楽的な範囲を超えない節度を持ってですが、激しい情熱も見せます。しかし、それだけではない何かを感じさせる作曲家です。僕にはそれが恐ろしいとしか表現できません。モーツアルトは音楽家として職人的なうまさを持っています。しかし、彼の時代は貴族優位の社会が急速に崩れていった時代でもあります。特にウイーン時代の曲では、はっとするほどの内面の吐露も見られるところから、実はロマン派の先駆はモーツアルトであってベートーベンではないとさえ思います。というように、モーツアルトは僕にとって、恐ろしくもあるが、僕を捕らえて放さない人物でもあるわけです。

 バッハは確かにすばらしい。僕も今バッハのカンタータを聴いています。「バッハが好きだから、他の作曲家も・・・」というのも一理あると思います。しかし、モーツアルティアンである僕は敢えて言いたい。バッハにはない魅力をモーツアルトは持っていると。そして、それは人を捕らえて放さないのだ、と。

 長文失礼しました。

From Skunjp To at 2005 02/09 16:28 編集 返信

なんちゃってモーツァルト

・・・なんちゃって、今朝はモーツァルトの弦楽四重奏曲No20を聴いてしまいました。
クイケンSQで・・・

クイケンSQのモーツァルトは変に色っぽくないので好きです。

また、モーちゃんのSQは14〜19番も好きですが、晩年の20番以降はもっと好きだっ
たりします。

ベルリンSQが好きでした。ズスケがファーストを弾いていました。

昔は僕も明けても暮れてもモーツァルトで、友人にモーツァルトが嫌いな奴がいましたが、
フン可哀相な奴とか思っていました。(^^;;

モーツァルトが嫌いだなんて「お友達になりたくナイ!」と思いました。
・・・すでにお友達だったので手遅れでしたが。

    以上、なんちゃっておじさんでした。(-_-;)

From juncoop5 To juncoop5@goo at 2005 02/09 14:15 編集 返信

ゲルギエフのチャイコフスキー

皆さん、こんちは・・。

昨日、ゲルギエフのチャイコフスキーを一通り聞きました。いい演奏だったです・・。交響曲第4番、第5番、第6番悲愴 /ウィーン・フィル
幻想的序曲ロミオとジュリエット / キーロフ管弦楽団

第4番については、ムラヴィンスキーやカラヤンの60年代の名演がありますし、第5番はカラヤン80年代、悲愴はムラヴィンスキー、ロミオはカラヤンの60年代が素晴らしい演奏でしたが、ゲルギエフの演奏はそれらに迫るものがありますね。なんせ金管合奏のパワーは強烈に激しくて、打楽器の強打など驚嘆する演奏となってます。ただ大推薦とはまだ言い難い・・・。

ゲルギエフのチャイコフスキーは最近の録音ですが、なかなか良かったですね。もうすこし聞き込みたいと思います。


From nujikoa To at 2005 02/09 00:21 編集 返信

そう、そう。^^

そう、そう。
Skunjpさんのおっしゃる通りなのですよ。

>僕は以前、多くの作曲家と演奏家への理解が深まれば、
>それだけ感動できる作曲家、演奏が増えると思っていました。

>・・・でも、いまは違います。

で、私の場合はSkunjpさんとは「段階が違う」のです。
まだまだ色々な作曲家への理解を深めていく段階です。
お恥ずかしいことに、モーツァルトを本格的に聴き出したのはごく最近のことなのですから。
で、モーツァルトへの理解はいまどんどん深まりつつありますが、
それがわかった上で、きっといずれ私もバッハに戻るのです。
(Skunjpさんご安心を・・・笑)
ちょうどそんなことを考えながら、先日の投稿もしていたのでした。

思い返せば、今まで、バッハ/ベートーヴェンは好きでもモーツァルトを敬遠していたのは・・・
私をクラシック音楽に誘ってくれた「グールド」のせい!?
(いや、人のせいにしてはいけませんが・・・しかしグールドのモーツァルト批判は強烈!つい、彼の言うことを信じて・・・;;)
まぁ、今は目が啓き初めてよかったと思ってます。


From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2005 02/08 21:38 編集 返信

一言だけ・・・

 僕はバッハファンでありますが、熱烈なモーツアルティアンです。どっちも最高〜〜〜〜!

From juncoop To at 2005 02/08 21:18 編集 返信

skunjpさんご安心を・・

ワテも主食は絶対バッハです・・・。

ですから、モーツアルトばかりの話題をするつもりはありませんどすえ・・。

あくまで、このホームページはバッハ中心どすえ・・・!

バッハを中心に語りながら、モーツアルトも語るて感じです。

まあ、ここはクラシック全体について語ってもらってもおおいに結構でして、お気軽に語ってくださいませ・・・。


●ところで、ゲルギエフ指揮ウィーン・フィルのチャイコフスキー交響曲第4番〜第6番悲愴と、キーロフ管弦楽団によるロミオとジュリエットが今入荷!

これから聞き込みます・・・! やったーー!


From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 02/08 20:20 編集 返信

モーツァルトファンの皆様、失礼の段はお許しを

nujikoaさんの書き込みに共感!

僕は以前、多くの作曲家と演奏家への理解が深まれば、それだけ
感動できる作曲家、演奏が増えると思っていました。

・・・でも、いまは違います。

ある程度、それは言えるかもしれませんが、おもに感動というのは
その時、「たまたま琴線に触れてくる」に過ぎないのではないか。
「だからその対象はいつも変転する」、と思っています。

例外はバッハです。これは絶対にあきません。

バッハのない世界はあきまへん。

時にバッハを聴きすぎてあまり聴きたくないときがありますが、そんな
時には、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、ベートーヴェン、モーツァルト
などを聴く。 (気分転換なんていうと怒られますが)

・・・まあ、僕はあくまで主食がバッハなんですね。(^^;

nujikoaさんの一日も早い復帰を・・・(なんちゃって)

From juncoop To at 2005 02/08 19:59 編集 返信

2006年はモーツアルト生誕250周年

皆さん、こんばんわ。来年はモーツアルト生誕250周年らしいですね。さぞかし今年はモーツアルト全集をはじめとするCDの充実が予想されますね。

このホームページはバッハ中心ですが、モーツアルトについても少しずつ取り上げて行きたいですね・・。皆さんよろしくお願いします。

昨日の晩、さっそくカール・ベームのモーツアルト/レクイエムを聴きました。重くてとても厳しい演奏・・・・!


●オデットさん、お久しぶりです・・。

フルトヴェングラー略してフルヴェンお好きですね・・・。素晴らしい!
ちなみに、私は高校時代に、早弁ばかりしてました。朝飯食べて来ないから・・。

関係ないっちゅうとです・・・ひろしです・・。

フルトヴェングラーの45年の1番楽しみにしてます・・。


●ヌジコアさん

クレンペラーの50年代(モノラル)のベートーベンの第5番・第7番は激しくお勧めです・・。納得されるはず・・・。

マーラーは意外と第4番と大地の歌がクレンペラーでは好きですね。クレンペラーのヴァーグナー/ローエングリン前奏曲も綺麗ですよ・・。

●アマデオさん

リリングのカンタータはいかがですか? お気に入りの曲がありましたらぜひ、ご紹介ください。

●skunjpさん

ヴェルナーのカンタータ第150番はメッチャ渋いでしょ・?
あの演奏は渋いを超えて不気味な感じがあります・・いい意味での。初期カンタータだけに合唱が中心のカンタータですが、あの初期バロックに通じるような音楽・・・かなりハマリますね。最後の合唱(ブラームスsymbSの4楽章に転用された)シャコンヌですけど、凄くいいですね。まあ全体的に独特の世界を感じる曲です。あのカンタータのシンフォニアをはじめ全部の曲が素晴らしいですね。


From nujikoa To juncoop5@goo at 2005 02/08 09:55 編集 返信

またまたヤーコプスのフィガロ

juncoopさん、バッハ話に入れてない私に話題投下をありがとうございます(笑)

《フィガロの結婚》
さてヤーコプスのフィガロ、放送は途中途中をちらちらと見ました。
自分には珍しく、しっかり録画したので、またゆっくり味わうつもりです。
つまみ食いだけで何ですが、とてもよかったですね!
juncoopさん、アマデオさんと同様の感想です。
ただ、「がっかり」が2点・・・
@なぜそこを「カット」??という不満が何度も・・・(まぁ、仕方ないですが)
Aヤーコプスの指揮姿。
「え〜っ!始終楽譜にらめっこ&無造作に手を上下させるだけ、ですか?」
出てくる音楽がこれ以上ないくらいにイキイキしているだけに、不思議です。

同じヤーコプスがスタジオで録音したCDは「もう最高!」です。
聴くたびに気持ちが高揚して幸せな気分に。
去年は何十回と聴きましたし、これは一生の愛聴盤になりそうです。
「フィガロ」映像ではアーノンクールのものが、「間」「テンポの対照」が活きた演劇的なもので好きですね(歌手たちの顔ぶれも含めて)。

《クレンペラー》
juncoopさん、クレンペラーのお薦めも教えて頂き有難うございました。
「運命」「7番」ですか、これは非常に興味あるんですよ〜
「スコットランド」は聴きましたよ。これはハマりました!
それと「マーラー7番」のトンデモナイオソロシサ・・・

クレンペラーは意外やモーツァルトが一番録音点数が多いんじゃないですかね?
交響曲、ホルン協奏曲、魔笛・・・最高です!(「フリーメイソン」はいま注文待ちなのです^^)
先入観で「鈍重」なのかと思っていたらさにあらず、もちろんスケールは大きいですが、非常に「透明」で「明晰」なのですね。
フィルハーモニア管が、管弦ともにヴィブラート控えめで、重層的な響きが素晴らしく、音楽の進行を追うだけでその愉悦にワクワクしてきます。
引き締まった、吟醸な弦の響きとは対照的に、管は大変ファットでコクのある響き。ドーンと前面に飛び出してくる。
これがファンタジー、メルヘンを生み出していて、私の好みにドンピシャなのです(^^)
殊にフルートの、永遠なるものを夢見るような響きといったら!...

モーツァルトの交響曲・・・古楽器では、いつぞやアマデオさんが誉めておられた「リンデンの廉価全集」を好んで聴いています。

《バッハ》
さてバッハ・・・
実は先日、久々に、大好きな「パルティータ1番」を聴き返したときに、以前のようなトキメキが戻って来ず、ショックを受けていました。耳が変わってしまったのか(!)?
うーむ、なんとかリハビリに励まねば・・・(;;)
ここは「ブランデンブルク」にお出まし願うか、あるいはSkunjpさん推薦の「ヴェルナー」にチャレンジしてみるか。
まぁ、バッハのほうもボチボチやっていきます。。。(^^)

From odetto To juncoop5@goo at 2005 02/08 00:38 編集 返信

お久しぶりです。

師匠お元気ですか? お久しぶりですね〜。先日はフルトヴェングラー ありがとうございました。 ブラームス4番は素晴らしかったです。 私も1945年1月23日の記録的録音をやっと手に入れることが出来ました。 是非師匠に聴いてもらいたいです。爆撃で停電になって、急遽中断したコンサートなんですがモーツァルト39番を途中でやめないといけなくなり、ブラームス1番を演奏したそうです。でも4楽章しか録音できなかったらしいですね。しかし、その四楽章は、とてもせつなく、悲しく、そして怒りに震えているような4楽章でした。多分フルトヴェングラーの中でも最も素晴らしい出来だと思います。また 一緒に聴いてくださいね。楽しみにしてます。 

From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2005 02/07 21:43 編集 返信

ヤーコプスのフィガロ

 昨日は子どもが寝ていたため、今日やっとざっと聴くことが出来ました。序曲からして非常に快速調でコントラストがくっきりとした好演でしたね。ヤーコプスが指揮を始めた頃は、何だかはっきりしない表現も目立ったのですが、このところは大変よい演奏を聴かせてくれるので、好きな指揮者の一人でもあります。それにしても、フィガロはやはりよくできたオペラです。アリアの美しさ、重唱の美しさもさることながら、筋書きの楽しさはやはり随一でしょうね。何度見てもおもしろいです。思わず鼻歌で歌ってしまうくらい好きですね。

 今回のコンチェルト・ケルンの演奏で、見ていておもしろかったのは、弦楽器があご当てを使用していたことですかね。最近の古楽では珍しいです。しかし、細かいことはともかくとして、いい演奏でした。歌手も僕の好みの声の人でしたし。またゆっくり全曲見たいですね。出来れば同じ演奏で。

 今日、手持ちのカメラ機材一式を売却し、新たにオートフォーカスカメラの中古品を買いました。思ったほど高く売れずちょっとブルーですが、いいカメラ(ミノルタα−9)が手にはいるので、まあ、よしとしましょう。売却までは苦悩の2ヶ月間でした。やっと気持ちの整理が出来そうです。

 今日は、リリングのカンタータ第91番を聞いています。

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 02/07 21:35 編集 返信

どこからこんな音が

junさん、話が合いますねー (^o^)

ヴェルナーの、たとえば150番のシンフォニアが終わってからの合唱の歌い始め Nach dir ですが、
あの最初の音の何という深み!・・・たまりません。

人間の心を本当に深いところで満たす響きです。

どこからこんな音が出るのでしょうか?

・・・不思議です。

通勤の行き帰りにも聴いていますが、実にホッと解放されます。

はやく来ないかなー、第一巻。